フライパンの傷|原因や安全性について解説

皆さん、いつもSURUTTOをご愛用いただきありがとうございます。
今回は、フライパンをご使用いただく中で「傷」が見られた際の原因や安全性、使用時の目安について、詳しくご説明していきます。
■ SURUTTOのコーティングの特性について
まず、なぜフライパンに傷がつくの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
SURUTTOでは、スルッとした使い心地を実現するため、非常になめらかな内面コーティングを採用しています。
このような鏡面に近いコーティング表面は、食材や油が引っかかりにくく、スルッとした使い心地を生み出しやすい反面、調理器具やスポンジとのわずかな擦れでも跡として見えやすい特性があります。
実際、このような細かな擦れ自体は、SURUTTOに限らず一般的なフライパンでも日常的に生じるものです。
ただ、一般的なフライパンは表面にざらつきや細かな質感があるため、小さな擦れ跡が周囲になじみやすく、目立ちにくい場合があります。
一方、SURUTTOのような鏡面に近いコーティングでは、光を均一に反射しやすいため、ごく細かな擦れでも、光の当たり方によって線状の跡として見える場合があります。
そのため、ご使用いただくお客様からは、
「普通に使っていただけなのに、なぜ傷がついたの?」
「気をつけていたはずなのに、線のような跡が見える」
というお声をたまにいただくことがあります。
そこで今回は、そのような皆様からいただく傷に関するご質問について、原因や特性を含めて詳しく解説していきたいと思います。
■SURUTTOにおける「傷」とは?
まず最初に、SURUTTOにおける「傷」がどのような状態を指すのか、実際の事例をもとにご紹介いたします。
「傷」といっても、その状態はさまざまです。
表面にうっすらと跡が見える程度のものから、コーティング表面に線状の傷が入っているもの、さらにアルミ下地が見えているような状態まで、見え方や程度には違いがあります。
そのため、まずはSURUTTOでよくお問い合わせをいただく代表的な傷の種類について、順番にご説明いたします。

スレ跡
表面にうっすらと線状の跡や擦れが見える状態です。
SURUTTOでは、非常になめらかなコーティング表面を採用しているため、調理器具やスポンジとの細かな接触跡が比較的見えやすい特性があります。
このようなスレ跡は見た目として気になる場合はあるものの、多くの場合、
- 安全性
- こびりつきにくさ
- 通常使用時の性能
には大きな影響はなく、そのまま継続してご使用いただいて問題ございません。

コーティング表面の傷
コーティング表面に、指で触るとわかる程度の傷が入っている状態です。
このような傷は、
- 金属製の調理器具を使用した場合
- 貝殻などの硬い食材を調理し、過度にコーティングに接触してしまった場合
- 洗浄時や乾燥時に硬い調理器具が当たった場合
- 収納時に直接フライパン同士を重ねている場合
などによって生じることがあります。
SURUTTOのフッ素コーティングは、鏡のようななめらかな表面仕上げとなっているため、硬いものとの擦れや摩擦によって、まれに表面に傷が生じる場合があります。
このような傷も見た目としては気になる場合もございますが、多くの場合、安全性に問題はなく、継続してご使用いただけます。

アルミ下地が見えている傷
コーティング層が深く削れ、内部のアルミ下地が見えている状態です。
このような状態は、
- 硬い物をフライパン内部へ落としてしまった場合
- 金属部分が強く当たった場合
- 落下などによる強い衝撃
- 強い摩擦が長期間繰り返された場合
などによって生じることがあります。
アルミ下地が見えている状態であっても、直ちに人体へ有害となるものではなく、安全性に問題が生じるものではありません。
ただし深い傷がついた部分は、表面のコーティングが削れている状態となるため、その部分から食材がこびりつきやすくなったり、スルッと感が低下していく場合がございます。
それでは続いて、実際に皆さまからよくいただくお問い合わせにお答えをしていきます。
Q. 木製の調理器具を使ってたのに、傷ができました。
Q.スポンジで洗っただけでも傷がつきました。なぜでしょうか。
これらのご質問は、どちらもSURUTTOの“鏡面のようなコーティング表面”が関係しています。
SURUTTOでは通常、以下のようなものをご使用いただくことを推奨しております。
- 木製や樹脂製、シリコン製の調理器具
- 研磨剤の入っていない柔らかいスポンジ
実際に、これらをご使用いただくことで、金属製調理器具や研磨剤入りスポンジを使用した場合と比べると、コーティングへの負担は大きく軽減されています。
ただし、SURUTTOのフッ素コーティングは、“スルッと感”を重視した非常になめらかな鏡面仕上げとなっているため、一般的なフライパンでは目立ちにくいレベルのごく細かな表面変化でも、光の反射によって線状の跡として見えやすい特性があります。
特に、
- スポンジで円を描くように洗った跡
- 調理器具を動かした方向の線
- 同じ場所を繰り返し擦った跡
などが、線状の跡として見えるケースがあります。
木製やシリコン製の調理器具、柔らかいスポンジは、あくまで“コーティングへの負担を抑えやすい道具”ではありますが、「どんな条件でも絶対に跡がつかない」というものではありません。
木製ヘラや柔らかいスポンジをご使用いただいている場合でも、
- ヘラの先端部分が強く当たっていた
- 菜箸の当たる角度によって、先端部分へ力が集中していた
- スポンジを強めに押し付けるように洗っていた
といった条件が重なることで、表面に細かな傷やスレ跡が見える場合があります。
なお、こうした跡につきましては、見た目としてご不安に感じられる場合もあるかと思いますが、多くはご使用には支障のない範囲の表面変化となります。
コーティング下地やアルミ部分が露出していない限り、そのままご使用いただくことに問題はございません。

Q.傷から有害物質が出ないか心配です。
フッ素コーティングに傷がついた場合でも、通常のご家庭での調理において有害物質が溶け出すことはなく、人体への影響はございません。
SURUTTOのフライパンに使用しているフッ素コーティングは、PFOA・PFOSを使用しておらず、有害物質を含まないコーティングを採用しております。
またフッ素樹脂(PTFE)は、酸や塩分を含む食材と反応しにくい性質を持っており、調理中に成分が溶け出すことはほとんどありません。
また、万が一コーティングの微細な破片が料理に混入し口に入ってしまった場合でも、体内で分解・吸収されることはなく、そのまま体外へ排出されるとされています。
ただし、傷んだ状態での空焚きや強火での使用は、フライパンへの負担が大きくなるため、引き続きご使用の際は火加減にご注意ください。
Q.傷がこのまま増えていかないか心配です。
毎日使うものだからこそ、できるだけ傷を増やさず、きれいな状態で長く使いたいと感じられる方も多いと思います。
特に、一度線状の跡が見えると、「これからどんどん増えていくのでは?」とご不安に感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、フッ素コーティングは日々の使い方によって、表面への負担を抑えていくことが可能です。
一度傷が見えたからといって、必ずしも急激に傷が増えていくわけではありません。
SURUTTOでは、できるだけフライパンのコーティングを長く快適に保つために、商品に同梱している長持ちガイドに沿ってご使用いただくことをおすすめしております。
その中で今回は、特に傷や擦れ跡をできるだけ防ぎながら、コーティングを長持ちさせるポイントをピックアップしてご紹介いたします。
コーティングを長持ちさせるための4つのポイント
以下、4つのポイントをご紹介します。

スポンジでやさしく洗う
研磨剤の入っていないスポンジで、やさしく洗っていただくのがおすすめです。
食器洗い用のウレタンスポンジや、泡立ちタイプの柔らかいスポンジを推奨しております。
木製ヘラや菜箸は、できるだけやさしく使用する
強く押し当てたり、打ち付けるような使い方を避けていただくことで、コーティングへの負担を抑えやすくなります。
やわらかいシリコン製の調理器具を使用する
木製でも問題なくご使用いただけますが、よりやわらかいシリコン製調理器具は、コーティング表面への負担をさらに抑えやすくなります。
フライパンを重ねる際は布やフェルトを挟む
収納時にフライパン同士の間に布やフェルト素材のマットなどを挟んでいただくことで、収納時の擦れ傷予防につながります。
■傷がついて、このまま使用してよいか迷う場合
SURUTTOのフライパンは、見た目としては傷が目立って見える場合でも、コーティング下地やアルミ部分が露出していない状態であれば、安全性や通常使用上に問題なく、そのままご使用いただけるケースがほとんどです。
一方で、
- 傷が短期間で広範囲へ広がっている
- アルミ下地が確認できる
- 特定箇所のみ急激にこびりつきやすくなった
- スルッと感が明らかに低下している
といった状態は、コーティング表面の摩耗や劣化が進行しているサインとなる場合があります。
そのため、こうした状態が見られる場合には、買い替えをご検討いただく目安となることがあります。
ただ、傷は光の当たり方や見る角度によって見え方が大きく変わるため、「このまま使用して問題ない状態なのか」判断が難しい場合もあるかと思います。
そのような場合は、SURUTTOカスタマーサポートにて、状態をご確認させていただくことも可能です。
傷の状態がわかるお写真をお送りいただけましたら、実際の状態を確認しながら、状態に応じてご案内させていただきます。
■傷や劣化による買い替えサポートについて
フライパンの傷につきましては、日常使用の中で生じる擦れや摩耗、ご使用環境や使用頻度による影響が大きいため、ご使用後についた傷につきましては、基本的に保証対象外となっております。
その一方で、SURUTTOとしても、「できるだけ長く安心して使い続けていただきたい」という想いから、超長期サポートプランをご用意しております。
本プランをご利用いただくことで、SURUTTO製品をいつでも30%OFFでご購入いただくことが可能です。
買い替えをご検討いただく際には、ぜひご活用いただけますと幸いです。
▼ 超長期サポートプランの詳細はこちら
■最後に
ここまで、フライパンの傷に関してよくある質問をもとに、原因や安全性、長持ちさせるためのポイントについてご説明してまいりました。
本記事の内容や、「長持ちガイド」に沿ってご使用いただくことで、コーティングの状態をより良く保ちやすくなりますので、ぜひ日々のご使用の中でご活用いただけますと幸いです。
また、気になる点やご不安な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。今後も安心してSURUTTO製品をご使用いただけるよう、引き続きサポートさせていただきます。